タミヤ 1/100 ミニジェットシリーズ
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イロコイス


イロコイス
−紙礫筆誅堂さんの作品−
紙礫筆誅堂さんより素晴らしい作品が送られて来ましたので紹介します。以下、ご本人の説明文です。
UH-1B、田宮 1/100。モノグラム 1/48 じゃないよ(笑)。
1979 年頃作成を始めて、完成したのは確か 1985 年頃。当時未だ大手だった「レベルカラー」で塗装を始めた処、塗膜の質に問題があって長期製作中断の憂き目にあった。食いつきが悪い上に、脆いのである。これは後でもう一度同じ目に合う羽目になる。
更にキット自体も透明部品の合いに問題があり、機首部は何とかなっても、舷側の扉がアキません。それ以外は結構な出来なのにねー、本当。モノが小さいだけに、修正作業は SH-3 の透明部品の合いなど比較にならない難作業なのである。
イロコイス
黒須吉人が自分のサイトで書いてたが、ヘリは胴体と透明部を極力一体部品とするようにして戴きたいものである。組むのも塗るのもどれだけ楽になることか。

尚、100% キット指定の塗装とした機体は、全コレクション中でこの機のみ。マーキングは必ず手描きで行う為、機番位は普通変えているのである。箱絵が素晴らしかった事もあるし、ロクに資料がなかった事もある。何しろ“ARMY”と白で大書きしてた頃の米陸軍機ですぜ、時代が知れよう。
とにかく、UH-1 にはまとまった資料がない。傑作機中の傑作機だと云うのに、「世界の傑作機」が取り上げないのは理不尽である。
イロコイスいいかげんに煮えてしまい、「えいやっ(爆笑)」と完成させたはいいが、これまた阪神大震災で小破。
右舷の映像しかないのは左舷の扉が壊れてしまっているからである(苦笑)。
テイルロータの軸も、曲がっちまったし。一方、メインローターマストは無事だった。こちらは真鍮線で完全に作り直してあるから、頑丈だ(笑)。

−注意−
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文責:紙礫筆誅堂


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