−友人のRickくんの作品− イギリス海軍仕様のシーキングです。 Rickくんがこのキットを完成させたのは’91、2年だっただろうか? 帰省したときにRick宅に行くといつの間にやら完成していた。よくまぁ〜、大変なキットを完成させたなぁ〜と関心しました。 確か、私より後に作り始めたはずなんだが・・・。(^^;
左下の写真は私が作った海上自衛隊仕様のシーキングです。 これは学生時代に作り始め、途中でいやになって放っておいたものを’96年に完成させました。 このキット、キャノピーと機体の合わせが悪く整形が大変です。 しかも私はプロペラの塗装を裏、表、逆に塗ってしまい、再塗装に手間取ってしまった。(ToT) この作品は若干の筋彫りを加えただけでノーマルです。塗装も手抜きで機体色の白はグンゼのホワイトサーフェイサーそのまんまですし、機首の防眩塗装も無い。くれぐれも筆誅堂さんの作品と比べないで下さいね!? (爆) 比べれば、いかに筆誅堂さんが手を加えているかが良く分かります。 しかし筆誅堂さんの「シーキング HAR Mk.3」は凄い!! 感動すら覚えます!
−紙礫筆誅堂さんの作品− と言うことで筆誅堂さんの作品の登場です。 シーキング HAR Mk.3!! 以下、ご本人の説明文です。 シーキング HAR Mk.3、田宮 1/100、フジミ 1/72 ではない。 こちらも長年の「恋」が実ったクチである。斯様な例えを使っても、筆誅堂は助平にはとんと縁のない男である(笑)。 造りたい機体があり、キットもある。しかし資料だけはなかったのである。長谷川製作所が AEROGUIDE シリーズの輸入をやってくれたのでようやく実現の運びとなった。 1986 年完成。キットは元々シコルスキー純正だけではなく、ウェストランド製の機体も造れる互換キットだったので、胴体上面電探覆いを造る手間だけは、省けた(憫笑)。 でもー、窓の数が違うしー(笑)、その内二つは泡型になってるしー(苦笑)、尾部回転翼の枚数まで違うしー(爆笑)、航法装置は全部自作しなくちゃなんないしー(哄笑)。 単に「黄色く塗られた回転翼機」を手に入れるためだけに払った労力として、割に合うんだか合わないんだか(失笑)。 その割に製作日数はかからなかった筈である。一月足らずだったか。キット自体の素性が極めて良好な故である。 左舷には張線を施してあったのだが、今は失われている。震災である。三本の取付架の内、二本は残っているので、いづれ修復する。写真では判らないが、塗膜にも傷が付いてしまった。悔しいったらない。
因みに、泡型窓は KV-107 から調達したもの。これも結構なキットなんだが、風防部品に致命的な欠陥がある(形が全然似ていない)為、現在に至るも一機も完成機を得ていない。間抜けな話である。 空気吸入口、風防、首/主脚と云った修正困難な箇所に欠陥が集中しているのが田宮ミニジェットシリーズの特徴である。珍しく欠陥のないキットは、最大の特長である全面筋彫りをやめてしまっている。 今の目で見ると、一見年少者向きのようでいて実はベテランの手にも余ると云う、厄介きわまりない曲者揃いなのであった。 何で廿年以上もの長きにわたって付き合ってるのか、自分でも、良く判らん(笑)。 ベンホビー旗揚げ時の製品一覧に筆誅堂が疑問を感じたのは、旧ミニジェット中でも特に出来の悪い A-7 や A-4 から再版を始めた事である。この二つだけは、箸にも棒にもかからんぜ。
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