−紙礫筆誅堂さんの作品− ここからは筆誅堂さんの作品です。 以下、ご本人の説明文です。 Me262、田宮 1/100、長谷川 1/72 ではない。1987 年初頭、完成。 作例は長谷川の指定塗装。そう、誰もが造るスミソニアンのあの復元機である。まあ、一目瞭然だが(苦笑)。 例によってマーキングは総て手描き。鉤十字は 4mm 四方である。概ね良く出来たキットだが、何で筋彫りをやめたのか。この縮尺で彫刻を施すと、散々苦労した挙句、結果は御覧の通り。 まだまだ修行が足りないようだ。他には発動機部分の部品の合いも悪かった憶えがある。 塗装がまた、堪らん。1/100 で斑点迷彩である。この当時、コンプレッサは未だ入手していなかったので、エアブラシはボンベで使っていたが、噴射圧が高いわその癖すぐ下がるわ不安定だわと、散々泣かされた。真冬の盛りだったので、風呂場で作業してたんだが、これが限界である。 まあ、大目に見てやって下さい(苦笑)。
資料は豊富な機体なので、付加工作のネタには事欠かず、あれこれと施してある。御自分の目で御確認あれ。因みに、機首ガンカメラも透明部品なんだが、ちょっと、写真じゃ判るまい。 あーだこーだ云っても、造るのがやたらに愉しかった記憶がある。素性はいいのでお楽しみの付加工作作業が順調に進んだせいか、それとも、五年半の大学生活を終えて半年ブラブラしていた頃で、やはり何かとお気楽だったせいか。
震災で縦の張線が切れ、ループアンテナを折損した。ピトー管も失われている。おまけに撮影中に主脚扉が片方脱落したよ(;_;)。
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