イッコー
1/144 エアープレーン シリーズ

LAST UP DATE:2023/02/23
1ST UP DATE:2019/05/02
 イッコー 1/144 エアープレーン シリーズは1973年にクラウン、ミツワモデルとの3社共同企画で始まりました。 (クラウン1/144エアープレーンシリーズのページ参照。)

 イッコーが開発したキットは、全部で12機種のようです。但し、イッコーはこの企画を立ち上げ後、早々に倒産したようで、 後期開発分の6機はクラウンから発売されています。

 クラウン及び、その後金型を引き継いだアリイ(現在マイクロエースへ社名変更)のお陰でイッコーの商品は、長い間、 途絶えることなく供給、販売され続けました。

 ちなみに後期に開発したと思われる6種は、パネルラインがほぼ凹ラインであり、初期に開発した6種よりもイイ感じになっています。

 イッコーのエアープレーンシリーズもクラウン、ミツワ同様、複数のパッケージと販売価格が存在します。 イッコー、クラウンのパッケージは既にクラウンのページで紹介していますので重複しますが、今回は、 アリイのパッケージも発売されたであろう順番に並べてみました。一部、推測がありますので順番は、間違っているかもしれません。注意下さい。

 現在、私が把握している箱は、以下の通りです。
イッコー70円キャラメル箱(初版)
100円上下箱
クラウン50円キャラメル箱
アリイ50円キャラメル箱(アリイ初版)
戦艦セット箱
100円上下箱
6機セット箱(1)
200円上下箱
6機セット箱(2)


■ イッコー:70円キャラメル箱(初版)
 クラウン、ミツワとともに始まったこの1/144 エアープレーン シリーズ。イッコーが出した最初のパッケージがこれです。 当然のことですがパッケージデザインは、クラウン、ミツワと同じです。 (クラウン1/144エアープレーンシリーズのページにも紹介しています。)

 通常は3個がシュリンクパックされて200円で売られており、1個バラ売りの場合は70円で販売されたようです。 クラウン1/144エアープレーンシリーズのページにはシュリンクされた機種ごとにリストにして並べています。

 イッコーの製品は、日本機3点セット(零戦32型、疾風甲型、紫電改)と外国機3点セット(P-51D、Fw190G-1、ハリケーンMK2C)の2種を確認しています。 下記リストはシリーズNo.順に並べてみました。

 備考欄に書いていますが、99式艦爆以降のキットは、初版パッケージ未確認です。このパッケージでは発売されていない可能性が高いです。

 初版には、ディスプレイスタンドが付属するため、機体の裏にはスタンド挿し込み用の穴が開いています。

 箱の裏面にはクラウン、ミツワ同様、カラー図面と機体データと共にIMC模型研究会共同企画と印刷されています。

No.KIT No.BOXアイテム当時価格パネルライン備考
1701 ゼロセン<零戦>32型70胴体&翼凸ライン
4702 ハヤテ<疾風>甲型70
7703 P−51Dムスタング70胴体&翼凸ライン
10704 シデンカイ<紫電改>70
13705 フォッケウルフ 190G−170
16706 ホーカーハリケーン MK2C70
(19)

愛知99式艦上爆撃機(70)胴体&翼凹ライン
水平尾翼凸ライン
初版パッケージ
未確認
(22)

中島97式艦上攻撃機(70)胴体凹ライン、翼凸ライン
(28)

SB2C−1ヘルダイバー(70)胴体&翼凹ライン
水平尾翼凸ライン
AHM版のパッケージ
を見た事有り
(31)

ベルP−63Aキングコブラ(70)初版パッケージ
未確認
(34)

二式水戦(70)
(37)

カーチスP−40Nウォーホーク(70)


■ イッコー:100円上下箱
 この箱もクラウンのページで紹介しています。1973〜74年のオイルショックの影響で発売価格が100円に値上がりしているようです。

 残念ながらイッコーから発売されたキットは、このパッケージが最後のようです。 現在、私が確認しているのは、このホーカーハリケーンのみです。発売期間が短かったのかネットオークションでもほとんど見かけません。

No.KIT No.BOXアイテム当時価格
16706 ホーカーハリケーン MK2C ホーカーハリケーン MK2C100


クラウン
1/144 エアープレーン シリーズ

■ クラウン:50円キャラメル箱
 この箱も勿論、クラウンのページで紹介しています。イッコー倒産後、一時期クラウンブランドでイッコー製品が発売されていました。

 このパッケージから、イッコー後期開発分と思われる6機種がラインナップに追加されています。

 ディスプレイスタンドは無くなり値段は50円となっています。

KIT No.BOXアイテム当時価格備考
420 フォッケウルフFw190G−150
421 P−51Dムスタング50
422 ホーカーハリケーン50
423 SB2C−1ヘルダイバー50イッコー開発分と思われる。
424 ベルP−63キングコブラ50
425 カーチスP−40Nウォーホーク50
426 紫電改50
427 零戦32型50
428 疾風50
429 2式水戦50イッコー開発分と思われる。
430 99式艦爆50
431 97式艦攻50


THANKS !
50円キャラメル箱リスト・KIT No.情報及び下記キット画像提供
妖怪ふるぷらも氏
紫電改・Fw190G-1・97式艦攻・P-40N


アリイ
ミニ飛行機 シリーズ

■ アリイ:50円キャラメル箱(アリイ初版)
 イッコーの金型は、クラウンからアリイに移り、アリイから再販されたようです。

・シリーズ名
 シリーズ名は、パッケージに「1/144シリーズ」と印刷されています。 しかし、当時のアリイカタログ(1979年のみ所有)には「ミニ飛行機 シリーズ」として記載されていますので、当HPでは 「ミニ飛行機 シリーズ」というシリーズ名で紹介します。アリイのシリーズ名は時代と共に?変わりますが・・・。(^_^;

・発売時期
 発売時期は、1978年のようです。(モデルアート増刊「WWII日本機モデラーズハンドブック−2」の零戦プラモリストに「アリイ1/144 零戦:1978年発売」となっている。)

・シリーズ番号
 このパッケージからアリイが新しく付けたシリーズ番号が印刷されています。No.1〜6が日本機、No.7〜12が外国機となっています。

 独自のシリーズ番号を付けると、IMC時代のシリーズ番号と異なりますので、箱の番号とランナーの番号が一致しない、ややこしい状態となります。

 それを解消する為か、日本機のランナーは、番号のみアリイの付けた番号に金型を修正しています。 もともと零戦32型は「1」だったので、残りの5機を修正しています。但し、修正はこのシリーズ発売の途中から?のようで当方が所持しているキットは 旧番号のものと新番号のものが混在しています。

 外国機のランナー番号については、P-51Dムスタングは元々「7」だったのでそのままですが、残りの5機もそのままです。(笑) 何故、金型を日本機同様に修正しなかったかは不明です。
 ランナー番号を修正しなかった代わりなのか、外国機のみパッケージの裏面に成型番号としてIMC時代の旧シリーズ番号が印刷されています。 ちなみに日本機のパッケージの裏面には成型番号は印刷されていません。

 それではデカールはどうなっているか、気になるところですが、デカールには何とアリイのシリーズ番号とIMC時代の旧シリーズ番号 が両方とも印刷されています。キットとデカールを箱詰めする際の間違い防止なのか? やりますなアリイさん!

・その他
 その他、気付いた点ですが、、、パッケージ裏面は組立て説明図が印刷されています。接着剤は入っていなく、「接着剤は別にお買求め 下さい。」と書いてあります。 当時は、プラモデルには接着剤同梱が当たり前でしたが、さすがに値段50円では接着剤は付けれなかったようです。

 KIT NO. は、何故だか全て50と印刷されています。50とは当時の発売価格のことを意味すると思われます。 アリイのKIT NO. の付け方の法則からすると50の後ろにA,B,C・・・と付ける予定だったのかもしれません。

No.ランナー
No.
KIT No.BOXアイテム当時価格備考
1150 ゼロセン<零戦>32型50
2(4),(2)50 ハヤテ<疾風>甲型50ランナーNo.「2」に変更
3(10),350 シデンカイ<紫電改>50ランナーNo.「3」に変更
4(19),450 愛知99式艦上爆撃機50ランナーNo.「4」に変更
534,(5)50 二式水戦50ランナーNo.「5」に変更
622,650 中島97式艦上攻撃機50ランナーNo.「6」に変更
7750 P−51Dムスタング50
81350 フォッケウルフ190G−150
91650 ホーカーハリケーンMK2C50
103150 ベルP−63Aキングコブラ50
112850 SB2C−1ヘルダイバー50
123750 カーチスP−40Nウォーホーク50


THANKS !
疾風甲型のBOX提供:入間空技廠氏
零戦32型BOX画像提供:ODA氏


■ アリイ:日本海軍機艦シリーズ
 これは1/144スケールの日本機と、日本戦艦シリーズとしてアリイから発売されていた1/1600スケールの戦艦との組み合わせキットです。 発売時期は、販売価格から考えると50円キャラメル箱と同時期じゃないかと思われますが詳細不明です。

 シリーズ名は、日本海軍機艦シリーズとなっていますが、海軍機の中に陸軍機が混じっているところがアリイらしいです。

 戦艦キットについてですが、元キットは飛行機同様、元イッコーの製品のようです。イッコー時代は、ゴム動力でスクリューが動く キットでしたが、こちらは動力をオミットしてディスプレイキット(ディスプレイキットとしては、かなり厳しいですが・・・)としています。 イッコー時代からですが戦艦用の飾り台が付いています。

No.KIT No.BOXアイテム当時価格
1100A 零式艦上戦闘機+戦艦<大和>(100)
(2)(100B) 局地戦闘機<紫電改>+戦艦<武蔵>(100)
(3)(100C) 四式戦闘機<疾風>+戦艦<陸奥>(100)
(4)(100D) 99式艦上爆撃機+戦艦<長門>(100)
(5)(100E) 二式水上戦闘機+戦艦<榛名>(100)
(6)(100F) 97式艦上攻撃機+戦艦<霧島>(100)


■アリイ: 100円上下箱(ピーナッツ144シリーズ)
 1980年のパッケージ替えで100円に値上がりし、シリーズ名も「ピーナッツ144シリーズ」に変わりました。
 *アリイ 1/144飛行機(100円)の発売予定:1980年6月(日本プラモデル50年史特別付録CD「昭和プラモデル全リスト」より)

 値上がりに伴い、ディスプレイスタンドと塗装ガイドが付属されます。 パッケージには誇らしげに「★スタンド付★」と印刷されています。
 このディスプレイスタンドはアリイ独自仕様のようでIMC時代に付属していたものとは異なります。 このスタンドは、これ以降、この1/144シリーズでずっと付属されます。
 塗装ガイドは、オールカラーで、きちんと塗料番号まで指定されています。塗装ガイドの裏には組立て説明書が単色印刷されています。

 デカールは、アリイ初版と同様にアリイのシリーズ番号とIMC時代の旧シリーズ番号が両方印刷されています。

No.ランナー
No.
KIT No.BOXアイテム当時価格
11AR.97A ゼロセン<零戦>32型100
22AR.97B 疾風100
33AR.97C 紫電改100
44AR.97D 99式艦爆100
55AR.97E 2式水戦100
66AR.97F 97式艦攻100
77AR.97G P−51Dムスタング100
813AR.97H フォッケウルフFw190G−1100
916AR.97I ホーカーハリケーン100
1031AR.97J ベルP−63キングコブラ100
1128AR.97K SB2C−1ヘルダイバー100
1237AR.97L カーチスP−40Nウォーホーク100


■ アリイ:1/144 6機セット箱(1/144 スクランブルシリーズ)
 1/144 スクランブルシリーズとして、ジェット機と大戦機(日本機と外国機別)が6点セットとして一時期、発売されていました。 発売年は、不明ですが、当方が高校3年生の頃(1986年)に店頭で販売されていた記憶がありますので、1980年代中頃の発売であろうと思われます。
ジェット機は、JET FIGHTER SET(戦闘用ジェット機・6点セット)、大戦機は、SKY FIGHTER SET(日本機・6点セット、外国機・6点セット)として販売されていました。

No.KIT No.BOXアイテム当時価格
(1)A381 戦闘用ジェット機・6点セット600
2A382 外国機・6点セット600
(3) 日本機・6点セット(600)


■ アリイ:200円上下箱
 このパッケージも、いつ頃発売されたか把握していません。気が付いたら再販されていました。 当方、この年代のアリイカタログは1998年しか所持していませんが、1998年のアリイカタログにはすでに掲載されています。

 1998年カタログにはシリーズ名として「1/144エアープレーン シリーズ」と英語で書かれています。 懐かしいシリーズ名が復活か!?と思いきや、英語の横には、日本語で「1/144 飛行機 シリーズ」と書かれています。 ただ単に英語を日本語に訳しただけなのか?それとも本当のシリーズ名か?は不明です。 パッケージには、英語で小さく「ワールド フェイマス エアクラフト シリーズ」と印刷されています。 こちらが本当のシリーズ名なのでしょうか?アリイのシリーズ名はどれが正式名なのか判別不能です。

 箱の中には、塗装ガイドが無くなり、組立て説明書のみが入っています。また、キットが入っている袋にはラインナップが印刷 されたカラーの厚紙が入っています。もちろん「スタンド付」です。

 パッケージは、「PL対象商品」と印刷されているものと印刷されていないものの2種類があるようです。 PL法(製造物責任法)が施行されたのが1995年7月1日ですので、それ以降(何年後が不明)に販売された「PL対象商品」と印刷されている パッケージには、「組み立てる前に必ずお読み下さい。」という注意書きの印刷物が入っています。

 有井製作所はマイクロエースと社名変更されましたが、まだマイクロエースのロゴのパッケージでこのプロペラ機のシリーズの再販は されていないようです。ジェット機はマイクロエースで再販されていますが、プロペラ機も再販されるのでしょうかね・・・?。

No.KIT No.BOXアイテム価格(税抜)備考
123026 零戦32型200
223027 疾風200途中からか?中身が元LS製キット
に変更された
323028 紫電改200
423029 99式艦爆200
523030 2式水戦200
623031 97式艦攻200
723032 P−51Dムスタング200
823033 フォッケウルフFw190G−1200
923034 ホーカーハリケーン200
1023035 ベルP−63キングコブラ200
1123036 SB2C−1ヘルダイバー200
1223037 カーチスP−40Nウォーホーク200


■ アリイ:1/144 6機セット箱(エアクラフト 6点セット)
 スクランブルシリーズ同様、日本機を6機集めたセットと外国機を6機集めたセットがパッケージ替えで発売されていました。
6機で当時発売価格800円でしたので単品を6個購入するよりもお買い得感がありました。

No.KIT No.BOXアイテム当時価格
192081 1/144 6機セット(日本機)800
292082 1/144 6機セット(外国機)800


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