日東科学が1976年 6月頃から製造していたのがこのサーキットの狼シリーズです。ちょうどこの頃はスーパーカーブームでちまたはスーパーカーグッズで溢れていました。テレビでもスーパーカーが登場するアニメが放送されていたと思います。サーキットの狼もスーパーカーブームがもう少し長引けばアニメ化されていたという話です。 日東科学のサーキットの狼シリーズ、私も当時、何台か買った記憶があります。箱の側面、カタログ等を見てリストを作ってみました。私と同世代ならかなり懐かしいかと思います。 ■スケール キットのスケール表示は1/26と1/28があります。シリーズ初期のシリーズNo.1〜6は初版が1/26表示、再販が1/28表示となっています。シリーズNo.7以降は1/28表示となっているようです。 ■キット内容 ボディ 走らせて遊ぶことが目的だったためか簡単な作りです。ワイパーはボディと一体成形です。 クリアーパーツ ウインドウパーツ以外はクリアーパーツは存在しないようです。ライト類の成形色は黒色が多いです。(^_^; 内装 モーターライズモデルのためほとんどのキットが上げ底です。しかし、サイドコンソール部分のみ電池形状に盛り上げ、上げ底部分を最小限に抑えたキットもありました。 シャーシー このシリーズはシリーズ共通のシャーシーを使用しています。モーターライズ(FA-130)で単3電池1本で走ります。 ■F−1モデル サーキットの狼シリーズはディノRSやカウンタックといったスーパーカーの印象が非常に強いですがシリーズ終盤にはF−1キットがラインナップに加わりました。(私は数年前までF−1キットの存在を知りませんでした。(^^;) F−1キットももちろんモーターライズ(FA-130)ですが、単3電池2本で走ります。(ウルフ WR5以降は単3電池1本に変更になりました。)このF-1シリーズ、Lコン(Line CONTROL)システムにて糸1本でスピードレースが楽しめます。 F-1シリーズは6種のようです。 ■ブルータンク 現在、NITTOのサーキットの狼シリーズの金型は、台湾のブルータンク社に渡っているようです。(サニーが取り扱かっていたようです。)このページを作っていると欲しくなってきますが現在はあまり見かけません。おばらさんの情報(99/05/13)によると、「ブルータンク製の28のキットは3、4年前にスロットカー関係の業者が輸入して、スロットカー取り扱い店でのみ、販売されました。価格は¥600でした。」ということです。 おばらさんのHPにはそのブルータンク製1/28カウンタックLP400の完成品が載ってます。しかもかなり、作りこんでます。 ←おばらさんのHPはこちら! ■童友社 1998年に童友社からサーキットの狼シリーズが出ましたがそれはまた別の物です。詳細はこちら童友社 サーキットの狼シリーズへ。 |